2023年4月23日日曜日

ピザ窯再生 その7

 

 前回煙突を付け替えてから耐火セメントを1週間ほど十分乾燥させ、軽い火入れを2度行いました。

 窯にひびが入るなど異常事態は特になかったので、いよいよ試し焼きをすることにしました。

 いきなり本格的なピザを準備しても失敗したら目も当てられないので、市販のチルドのピザを使って試し焼きをすることにしました。

 キャンプの焚火台のように空気の取り入れ口が下にないので、この手の竈の場合木組みをきちんとしないと火の着きが悪いことを2度の火入れで学習しましたので今回はちゃちゃっと火を起こすことができました。

 焚火台の炎も心地よいものがありましたが、窯の炎もなかなかです。

 生木の樹液が噴き出す音や薪が高温ではじける音が窯の中で反響して何とも言えない心地よさを感じることができました。

 窯が熱くなるまでは、その辺の伐採木や工作物の余った木切れを使いましたが、口にするものに体に良くないものが付着するかもしれないので、窯全体が熱くなってきたら煙の出る薪ではなく炭を投入しました。

 網の上にピザを置いて窯にピザが焦げつかないようにしました。

 3分程度ということでしたが、窯の温度がまだ低いのか5分くらいかかりました。

 まこっちピザピールが存在感を顕わにしています。

 外がカリカリ、中がモッチリの美味しいピザが焼けました。

 火力はまだまだ上げてもいいなと思いました。

 次回は冷凍ピザ生地にトッピングして焼いてみようと思います。

 

 

 ところで窯の2段目の蓋が前回作ったステンレス製でないことに気が付いた方もおられると思いますが、決してステンレス製の蓋を廃棄したわけではなく両方使っていこうと思っています。

 実は、煙突の付け替えに使った耐火セメントが半分近く余ってしまいました。

 セメントは自然に水分を吸って固化してしまい性能が劣化してしまうので、これを使って窯の上下の蓋を作ることにしました。

 まずは、段ボールで窯の上下の蓋の型取りを行いました。

 型取りに合わせてセメントを流し込める箱を作って、水平にした合板の上に置いて四方をレンガで固定しました。

 耐火セメントを流し込み、取っ手のボルトが着く箇所にはコンビニ弁当の箸を埋め込みました。

 ディスクグラインダーで大きさを微調整したり、ドリルでボルトが通る穴を開けたり、取っ手の棒を準備したりして ・・・

 ピザ窯の上下の蓋が完成です。

 しかし、一回使うとすすがついてしまいました ・・・

 まぁ、貫禄がついていいか~

 

 

 

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