2023年12月26日火曜日

二重煙突

 

 

 

 利用している薪ストーブに装着できる煙突は直径106mmですが、この煙突の外側に直径150mmの煙突を被せて煙突をDIYで二重煙突にすることにしました。

 二重煙突にすることによって煙突の表面温度を低く抑えられることと高いドラフト効果により燃焼効率を高められるからです。( 詳しくは下記URL参照 https://honma-seisakusyo.co.jp/cgi-bin/faq/faq.cgi?kate=002&faq=2 )

 まずは薪ストーブからT曲りまでの部分を二重煙突にしました。

 直径106mmの煙突に耐火性に優れたセラミック繊維の断熱材を巻き付けました。

 巻き付けた断熱材は針金で固定しました。

 最後に断熱材を巻き付けた直径106mmの煙突を直径150mmの煙突に挿入します。

 T曲り側の二重煙突の末端処理は、まずは断熱材が充足していない部分に断熱材を後から詰め込みました。

 断熱材を詰め込んだ後にバーベキュー用の厚手のアルミホイルを更に二重にしたものを巻き付け蓋をしました。

 最後に耐熱アルミテープを巻き付け固定すると同時に雨水等の流入を予防しました。

 薪ストーブ側の二重煙突の末端は室内なので雨水の流入等無いので特に何もしませんでした。

 なお、二重煙突を通した室外のめがね石カバー部分の処理は、カバー開口部のとがった部分をすべてカットし、

 最後に耐熱アルミテープを巻き付け固定しました。

 室外のT曲がりまでの二重煙突の全体像は以下の通りです。

 薪ストーブからT曲りまでの部分の煙突を二重化したことにより、この部分の表面温度を低く抑えることができ可燃壁を貫通する煙突からの熱による火災発生を大きく予防することができました。

 なお今後T曲り以降の煙突も逐次二重煙突に拡張していく予定です。

2023年12月24日日曜日

クリスマスイブ

 

 

 

 クリスマスイブは夫婦水入らずで簡易サンルームでくつろぎました。

 まだ電灯設備が無いのでキャンプ用照明器具の下で夕食を摂りました。

 妻が急に上を指して叫びます。

 何と簡易サンルームのポリカーボネートの屋根を透して月が見えるのです。

 照明を消して眺めると星まで見えてきます。

 更に、ふと横を眺めると遮熱板に反射して薪ストーブの炎の揺らめきが届きました。

  

 庭園ではガゼボのイルミネーションが聖夜を彩っていました。

 妻がガーデニングした野兎さんたちもガゼボのイルミネーションを眺めているようでした。

 切り株の中のワンちゃんたちはお月様を眺めているのでしょうか?

 今宵の天使様はひときわ清純に感じられました。

 

 

 

2023年12月23日土曜日

薪ストーブと表面温度

 

 

 

 仮運用した薪ストーブ周りの表面温度を測定し危険個所がないかを確認することにしました。

 薪ストーブの表面温度は場所によっては350℃を超えていました。

 薪ストーブに直接接続されている煙突部分は200℃近い温度でしたが

 薪ストーブに直接接続されている直径106mmの煙突に断熱材を巻き付け更にその外側に被せた直径150mmの煙突部分の表面温度は100℃を下回っていました。

 この部分を二重煙突にした効果を確認できました。 !(^^)!

 遮熱板の表面温度は70~90℃でしたが、

 遮熱板の裏側の表面温度は30℃以下になっていました。

 自作遮熱板の効果も確認できました。!(^^)!

 心配していた遮熱板の足元の表面温度は30℃以下で問題ありませんでした。

 天井部分の表面温度は40度以下で、これも問題ありませんでした。

 簡易サンルーム外の薪ストーブに直接接続されている直径106mmの煙突の表面温度は70℃を超えていましたが

 直径106mmの煙突の外側に被せた直径150mmの煙突の表面温度は20℃を下回っていました。

 煙突を二重煙突にすることにより、自作めがね石が不要なのではと思えるほど温度が低くなっていることが分かりました。

 これらの数値は外気温が約2℃で薪ストーブの稼働時間が1時間程度での値ですので、薪ストーブを長時間稼働させた場合などその都度表面温度等を測定し安全に留意しながら利用する必要がありそうです。

 今後更なる検証が必要ですが遮熱板と二重煙突の一定の効果を確認できたように感じています。

 

 

 

2023年12月21日木曜日

薪ストーブ利用開始

 

 

 

 今回は最強寒波到来前に薪ストーブの利用ができるようにします。

 課題であった煙突は単管パイプで簡単なやぐらを製作しその中に煙突を設置することにしました。

 まずは簡易サンルーム西側面の地面に単管パイプを3本を打ち込む準備を始めました。

 この場所は近くに水道管と下水管が埋まっている可能性がありますのでまずは慎重に掘り進めました。

 案の定ほどなく下水管にぶち当たりました。

 下水管を避けながら、まずは2100mmの単管パイプ3本を煙突を囲むように深さ1000mm近く地面に打ち込みました。

 地面に打ち込んだ3本の単管パイプの上にボンジョイントを利用して3000mmの単管パイプを追加延長しました。

 都合単管パイプの高さは地面より約4250mm、煙突出口より約3200mmとなりました。

 3本の垂直な単管パイプ同士を450mmの単管パイプで結合しやぐら状にし、中央に煙突(T曲り、直筒4段、H笠)を『仮』設置しました。

 『仮』設置の理由は後日、煙突とやぐらを拡張・調整する予定があるからです。

 単管パイプを立てるために掘り起こした地面は、めがね石を製作した際に余っていたインスタントセメントと砂利で固め更にその上に元々あった砂利を戻しておきました。

 

 煙突が仮設置できたので翌朝薪ストーブを仮運用してみました。

 薪ストーブの中で良い感じで炎が踊っています。

 早朝2℃前後だった簡易サンルーム内があっという間に20℃を超えてきました。

 せっかくですので秋に収穫していた芋を濡らしたキッチンペーパーとアルミホイルで包み、焼き芋にすることにしました。

 時々転がして熱が当たる場所を変えると小一時間ほどで焼き芋が出来上がりました。

 妻は安納芋のスイーツ感と薪ストーブの暖かさにすっかり満足し、昼まで簡易サンルームを離れることはありませんでした。

 なお薪ストーブの火入れテストは1週間ほど前にガレージで実施しました。

 新品の薪ストーブからは埃や塗料などからでる初回の煙がもやもやと立ち込め外でテストして大正解でした。

 薪ストーブの初回の火入れを簡易サンルーム内で行っていたらビニールやゴムを燃やした時のような特異な臭いが簡易サンルーム内に充満し、数日間簡易サンルームを利用する気力が無くなっていたと思います。

 仮運用ながら最強寒波到来前に、そして年を越す前に簡易サンルーム内で薪ストーブを利用することが可能になりました。!(^^)!

 

 

 

2023年12月20日水曜日

めがね石の製作

 

 

 

 煙突が可燃物の外壁を貫通する場合は火災の発生を防止するために一般的に耐熱性の開孔板『めがね石』を取り付けますが、インスタントセメントにパーライトを混ぜて自作することにしました。

 当初は段ボールで型枠を製作していましたが、しっくりきませんでした。

 結局ツーバイフォー木材で型枠を製作することにしました。

 煙突開口部の型枠は煙突に段ボールを巻いて製作しました。

 ツーバイフォー木材の外枠にラッピングした煙突開口部の型枠を合体させインスタントセメントとパーライトを混ぜて流し込みました。

 計算ミスでめがね石の厚さが想定より薄く出来上ってしまったことに後日気付きインスタントセメントとパーライトを追加することにしました。

 追加部分が既存部分としっかり結合するように既存部分の薄いめがね石にコンクリートドリルで穴を開け更に数か所に使用不要になったビスを突っ込み既存部分と追加部分がしっかり結合するように試みました。

 上記にインスタントセメントとパーライトを追加しました。

 今度は厚みも可燃壁より厚く良い感じに仕上がったようです。

 意図的に下の型枠を外壁にそのまま装着できるように製作したため、上の型枠だけを外して外壁に設置しました。

 簡易サンルームの内から眺めた様子ですが良い感じにすっぽりとはまりました。!(^^)!

 めがね石に煙突を通しガルバリウム鋼板で製作しためがね石カバーを付けると完成です。

 簡易サンルームの外から眺めた様子ですがこちらも良い感じに仕上がりそうです。

 やっと簡易サンルームから外に煙突を出すことができました。

 後は、煙突を立てれば一応完成のはずです。

 さて、煙突をどのように立てましょうか?!

 

 

 

テラス屋根の製作

       東法面に純白の可憐な花が咲いているので近づいて観るとその一つはシロバナシランでした。  そしてもう一つはスイカズラでした。    さて、4月上旬に コンテナハウス内を整理するために棚を製作しました が、その時に雨を避ける軒のようなものが在...