2023年12月18日月曜日
遮熱板の製作
低温炭化による火災を発生させないように薪ストーブは可燃壁から1000mm以上離す必要があるそうです。
しかし、不燃材料で作られた遮熱板を設置すると薪ストーブから可燃壁までの距離をおおよそ400mm以上に縮小させることができるようです。(詳しくは以下URL参照 https://www.honma-seisakusyo.co.jp/pdf/haze_stove_pipe_inst.pdf?d=2017 )
そこで、ガルバリウム波板とSバーを利用して遮熱板を試作することにしました。
百均の棚受けを脚にするなど試行錯誤しながら何とか実用化の目途が立ちました。
薪ストーブの左右と背後をぐるりと囲むためには上記遮熱板6枚と煙突を通す部分の遮熱板1枚が必要になりそうです。
早速ホームセンターに材料を購入しに行きましたが残念ながら試作版で購入した2000mmのSバーが在庫不足でした。
4000mmのSバーは在庫がありましたが車で持ち帰ることができません。
他のホームセンターを回ったり材料その物を変更しようかなど数日考えていましたがホームセンター内の無料の工作室の利用を思いつきました。
早速4000mmのSバーを購入し、無料の工作室でカットさせていただき無事マイカーで持ち帰ることができました。 !(^^)!
ようやく材料が揃ったので製作開始です。
まずはガルバリウム波板をディスクグラインダーで半分に切断しました。
次に今切断したガルバリウム波板とホームセンター内の無料の工作室で切断したSバーの切断面のバリ取りをしました。
材料の加工ができたのでいよいよ組み立てです。
ガルバリウム波板とSバーに穴を開けボルトとナットで固定していきました。
最後に百均の棚受けを脚代わりにボルトとナットで固定し自立できるように調整して完成です。
しかし、この脚の調整が何とも微妙で自立の安定感がありません。
そこで遮熱板同士を結合してみることにしました。
まずは角の遮熱板同士をL字金具で結合すると微動だにしなくなりました。
ついでに横の遮熱板同士は余ったSバーで結合するとこちらも安定してきました。
こうなるのならSバーで全体の枠組みを作ってガルバリウム波板を張った方が早かったような気がしますが ・・・ (-_-;)
なお試作版ではガルバリウム波板を空気層を挟んで2重にしましたが、実用版では製作期間短縮のため1枚で製作し遮熱効果を確認しながら後付けで2重化も考慮することにしました。
煙突が通る部分の遮熱板はガルバリウム波板より加工が容易なガルバリウム鋼板で作成することにしました。
まずは煙突を通す部分をけがき、金切りばさみでカットできるようにドリルで穴を開けていきました。
ドリルで開けた穴を目印に金切りばさみで王冠状に切り込みを入れていきました。
王冠状の切り込みに煙突をすっぽり通すことができました。
最後に全ての遮熱板を結合し薪ストーブの周りに並べると良い感じに仕上がりました。
今後は薪ストーブ利用中に各部の温度を測定し改良を加えていきたいと思っています。
特に天井部分と遮熱板の足元部分が今のところ未知数です。
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