2023年4月13日木曜日
ピザ窯再生 その4
早く美味しいピザが食べたいのですが ・・・
オーナーさん曰く、ピザ窯の火力が少々弱いようだとのことでした。
そこでピザ窯について色々ググってみると、熱効率の良いピザ窯の煙突取付位置は『開口部近くで、火室の天井よりも低い部分』が良いようでした。
イメージとしては、こんな感じかな~
現状のピザ窯の煙突は開口部と反対側で、火室の天井付近についています。
ですから、下段の窯で発生した熱気は、上段の窯のピザを熱する前に煙突から逃げていくのではないかと推察されます。
よってピザ窯の開口部上部に煙突を新設し、既存の煙突を塞ぐと良いのではと考え、早速コンクリートドリルで穴を開け始めましたがとても大変なことがわかり工具を変更することにしました。
ディスクグラインダーで切り込みを入れ、タガネとハンマーで少しずつ耐火コンクリートを砕いていくことにしました。
ディスクグラインダーの威力は素晴らしかったのですが、切込みの深さは浅いので穴を開けるには何度もこの作業を繰り返す必要がありました。
同作業を3回程繰り返すと、穴が開き始めました。
試行錯誤の末、何とか開口部上部の煙突取付予定位置に大きな穴を開けることに成功しました。
それにしても耐火コンクリートは、結構な厚みであることがわかりますね。
煙突は耐火レンガで作ります。
ピザ窯に煙突用の耐火レンガを置いて開けた穴の大きさを微調整してゆきます。
また、煙の流出量を調整するダンパーとして煙突上部に耐火レンガを置いてスライドさせるつもりです。
次は、耐火レンガをディスクグラインダー、タガネ、ハンマーで加工し、煙突部材を造ってゆきます。
加工された耐火レンガを仮置きし、煙突の仕上がり具合を確認します。
素人目ですが、良か雰囲気ではないでしょうかね。
次回は、仮置きした耐火レンガを耐火セメントで固定し、既存の煙突を塞ぐ予定です。
また、火力調整と熱気を閉じ込めるために上下の竈の開口部の蓋をどうにかしなくちゃと考えています。
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