2024年4月28日日曜日
スマートスイッチ&+α
キウイ棚に行ってみるとキウイの雄花が咲いていました。
中央に白くふさふさした雌しべがありませんので間違いなく雄花だと思います。
同じ時期に咲かないと受粉できませんので先日は見過ごしたのかもしれません。
さて今回は、庭園の街灯用のスイッチをスマートスイッチに置き換えることにより街灯のon、offをスマホのアプリ上で実現できるようにすると同時にアプリにより定時の時刻に街灯を自動でon、offできるようにします。(本作業には電気工事士の資格が必要になります。)
農機具小屋には農機具小屋の照明用と庭園の街灯用のスイッチが1つのスイッチボックスに同居しています。
このスイッチボックスには3本のVVFケーブルがつながっています。
スイッチボックスを開けてみると次の写真のようになっていました。
3本のVVFケーブルの内、左の1本が農機具小屋の照明用で上部のスイッチにつながっていました。
真ん中と右のVVFケーブルが街灯用で下部のスイッチにつながっていました。
当初この2本のVVFケーブルは庭園の街灯用と庭園のスポットライト用だと思っていましたが、配線部分にテスターを当てて調べてみると次のような構造になっていることが分かりました。
スマートスイッチは以下の物を利用しました。
4×4×2cm程度の小さなWIFI対応ユニットに電源入力用と出力用の端子、さらに既存のアナログスイッチにつなぎアナログスイッチでもon、offできるようにする端子が付いています。
あらかじめアプリのインストールとスマートスイッチとのペアリングを済ませ、スマートスイッチにチャチャと接続してみました。
スマートスイッチの方で電源の入力と出力を制御していますので、アナログスイッチにはスマートスイッチからのVVFケーブル1本だけの配線で終わりです。
さっそく試してみるとアプリでもアナログスイッチでも何の問題なく街灯をon、offできるようになりました。
またアプリ上で定時の時刻に街灯を自動でon、offできることも確認できました。
さて、この作業を通して『農機具小屋の照明用スイッチには家屋棟の電源が繋がっていますが、庭園の街灯用のスイッチには井戸ポンプ小屋の電源が繋がっているという』重要なことに気付きました。
これが結構大きな+αなのです。
現在井戸ポンプ小屋の電源は手動切り替えですが、オフグリッドを実証実験しています。
本来オフグリッドは倉庫棟の電源をソーラーで賄うことを想定していましたが日光の当たり具合に難があるために井戸ポンプ小屋の電源を賄うことに変更しました。
しかし、井戸ポンプ小屋の電源が農機具小屋内まで届いているのなら少し延長させれば農機具小屋、ガレージ、倉庫棟の電気も井戸ポンプ小屋(オフグリッド実証実験中)の電源で賄えるのではということです。
電圧降下やワット数の問題も特段無いようですので回りまわって所期の目的を果たせそうです。
さっそく農機具小屋までに届いている井戸ポンプ小屋(オフグリッド実証実験中)の電源を分岐し倉庫棟まで延長してみました。
倉庫棟には以前商用電源とポータブル電源の切り替え用のDCS切換カバースイッチを接続していましたので、ここに接続しました。
DCS切換カバースイッチの上段の商用(家屋棟)の電源から下段の井戸ポンプ小屋(オフグリッド実証実験中)の電源に切り替えると、倉庫棟、ガレージ、農機具小屋に何の問題もなく井戸ポンプ小屋(オフグリッド実証実験中)の電源が供給されるようになりました。
これにより、井戸ポンプ小屋に設置したオフグリッドの活用範囲が大幅に拡張されると同時に所期の目的を果たすことができるという大きな+αとなりました。
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