2024年3月13日水曜日
簡易オフグリッドの現状報告
3月中旬になりましたのでソーラーパネルの傾斜角を約30度に変更しました。
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が無償で提供しているデータベースとシミレーションソフトを利用するとドリームランドでのソーラーパネルの最適傾斜角は下図の通りです。
"3月の平均最適傾斜角は31.1度"ですので、”おおよそ3月の中旬で30度の傾斜を設定”すればよいでしょう。
今回のシステムでは195Wのソーラーパネルを2枚直列に繋げていますので単純には最高390Wの出力が期待されますが損失分等を考えると8割程度の320Wも出力すると御の字かなと思っていました。
ところが3月3日は良く晴れ、正午ごろに最高出力390Wに迫る381Wの出力を得ることができビックリでした。
実際には写真に撮れませんでしたがピーク時は385W程度をマークしていました。
また雨天時でも結構発電していることも分かりました。
この状況で120Wの出力でした。
また、この状態で35W、
さらに、この状態でも11Wの出力でした。
天気の良い日は発電量が余るので500Wのポータブル電源やモバイルバッテリー等を計画的に充電しています。
500Wのポータブル電源は、TVの視聴やスマホの充電などの小出力の家電に利用しています。
しかし、雨天が続くと簡易オフグリッド用のポータブル電源を十分に充電できません。
まあ、雨天時は家庭菜園や花木等に潅水する必要が無いのでワット数の大きい井戸のポンプを動かすこともありませんし、庭園内の電気を利用して電気機器や工具を動かすことも無いので何の問題はありません。
しかし、庭園で常時稼働させている防犯カメラ&無線LAN中継器のためにポータブル電源のAC出力をオフにすることはできません。
さらに、その場合ポータブル電源のAC出力をオンにするだけで待機電力等が結構消費されることも分かっています。
また、その場合現在のポータブル電源の容量では昼間にまったくソーラー発電できないと仮定した時には約2日余りでバッテリーが干上がってしまう計算となります。
そこで現状では、天気が良く現地に実際に来た時のみ簡易オフグリッド電源を利用し、雨天時や帰宅時には商用電源に切り替えることを基本にしています。
本結果から家屋内全体のオフグリッドを計画する場合は、大容量のソーラーパネルとバッテリー、さらに商用電源とオフグリッドを自動で切り替えるハイブリッドインバーター等が必要になりそうです。
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