2023年6月21日水曜日
ウッドデッキ再生 その2
簡単な設計図と部品一覧をもとに材料を調達に行きましたが、木材が揃うのは6月末になるとのことで不足していた単管パイプだけ持ち帰りました。
さっそく不足していた束柱を単管パイプからパイプカッターを使って切り出します。
前回は単管パイプを木工用クランプだけで固定していましたが今回は単管パイプに直接直交クランプを付けて単管パイプの回転を抑え込む工夫をしたことで作業が一段と楽になりました。
パイプカッターを使っての単管パイプの切断は切断溝が1本線の円になり上手くいくときは良いのですが、ちょっとしたズレで切断溝が螺旋状になると切断できなくなり何度もやり直しをしなくてはならなくなります。
ユーチューブで確認するとはじめは緩く4~5回まわして切断溝が1本線の円になるように、その後もノブを軽く締めては回す作業を繰り返していました。
さらに潤滑油を使用していましたので、これらを参考に何とか必要本数を切断し終えました。
さっそく池の横に土台の材料をすべて持ち込んで仮組してみました。
なかなか良い雰囲気です。
この土台の上に床板が載ると思うと木材の到着が今から待ち遠しくなりました。
後は木材が到着してからと気楽に構えていましたが、今更ながらどうも土台の傾きが気になってきました。
試しに束石に直接単管パイプを載せて水準器を観るとかなり傾いています。
少々の勾配は束柱と結合しているクランプを上下すれば修正できますので良いと思っていましたが、先程の写真最上部の束石と最下部の束石の高低差が10㎝以上あり想定していた微調整の範囲を大きく超えています。
結局最下部の束石を写真のようにレンガで嵩上げしてやっと水平が取れました。
水平がこんな調子ですので直角も疑問になって確認することにしました。
こんな所で三平方の定理が役立つとは!!
結局距離や水平、直角を測り直し、地面に園芸用支柱を立て紐を張りだす始末!!
素人あるある話で振り出しに戻り、仮組していた単管パイプを解体し16基の束石の設置からのやり直しになりました。
まぁ、急がば回れ、急いては事をし損ずるということですね。
2日間かけて16基全ての束石の位置と高さを調整し、再度単管パイプを仮組しました。
なかなか一朝一夕に事が運びませんが、何だかそこが楽しみの一つになっているのも事実です。(*_*;
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