2023年10月16日月曜日
あいじゃくり(相決り)加工に挑戦
床、壁、天井に板を張るときに板の側面に凸凹の加工(あいじゃくり加工)を施し、板と板の表面がぴったりと合うように張り合わせ、板の隙間から下地が見えないようにする施工方法があります。
このように加工された板材は一般的に販売されていますが、当然値が張ります。
ですから、この加工そのものに挑戦してみようと思います。
加工方法は色々あるようですが、今回は木工用トリマーを利用して加工しました。
トリマーの回転するビット(刃)を板材に当てて板材の端を切削していきます。
上記の要領であいじゃくり加工そのものは上手くできましたが、長さ2000mmの板材を200枚程度あいじゃくり加工することを予定しているので効率よく作業できるように治具(簡易トリマーテーブル)を作成することにしました。
合板にトリマーのビット(刃)を出す穴とトリマーを取り付けるネジ穴を開けました。
ちなみに中央の穴はトリマーで開けました。
ベースプロテクターを外して合板にトリマーを下から取り付け、その合板を縁台にクランプで固定しました。
また、トリマーの集塵アダプタに業務用掃除機を取り付けました。
トリマー本体の昇降機能を利用して切削の深さを調整します。
切削の深さの調整が完了したらトリマー本体の固定レバーを締めます。
合板にボルトで取り付けた角材を動かし切削の幅を調整します。
切削の幅の調整が完了したら角材をクランプで固定します。
上手く行くか端材で試してみました。
板と板がしっかりと噛み合い良い感じです。
(木表、木裏を考慮しないで端材を組み合わせてしまいました (-_-;) ・・・ )
長い板材でも試してみました。
トリマーテーブルを使わないときにはトリマーを握って板の端から端まで移動しなくてはなりませんでしたし、移動に伴いトリマーのビット(刃)の当たり具合が微妙にずれ正確な切削に苦労しました。
しかし、トリマーテーブルを利用するとトリマーテーブルの前で板材をテーブルと角材に押し付けながら今度はトリマーを握って移動するのではなく、その場で板材をスライドさせることになるのでトリマーのビット(刃)の当たり具合も正確になり効率よく作業ができるようになりました。
長い板材もしっかり効率よくあいじゃくり加工ができました。
上手く行きそうなので材料を揃えてサウナ小屋の制作を計画しようと思っています。
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